鍵預託暗号方式(キーエスクロウ)


暗号化に使用する鍵を特定の機関などに預託する暗号方式 を鍵預託暗号方式といいます。


 強力な暗号はしばしば犯罪者にとっても非常に有用なものとなります。例えば麻薬密売に暗号が使用されたような場合、犯罪の捜査は困難を極めるものとなります。これを防ぐために、暗号に使用する鍵は特定の機関に預けておき、ある条件が成立した場合にはその情報をもとに解読することができるようにしておこうというのが鍵預託暗号方式(キーエスクロウ)です。
 簡単に言ってしまえば、すべての電文にIDをつけ、そのIDから鍵を特定できるようにするものです。
 鍵を預ける機関は通常二つ以上にし、その両方の機関の情報がないと暗号の解読はできないようにしています。

OBSOLETE:
 米国では鍵を預託することを条件に輸出規制を緩和しようとしていますが、産業界の強い反発にあっています。「おまえの会社の金庫の合鍵を渡せ」と言われて渡す会社はないでしょうからあたりまえといえばあたりまえですが。



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